地図とコンパス

人はときに美しいと思える瞬間に出会うこともあります。人生の地図とコンパスをつくっていきましょう。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

幸福になるために重要な3つのもの

人の幸福に影響を与えるものは大きく3つあると考えている。 その3つとは健康・情報・人だ。 人生で一番悲しいことはなんだろう。 大切な人の死を挙げる人は最も多いのではないだろうか。 日本人の3大死因はがん・心疾患・脳血管疾患である。 これら3つは…

芸術は説明できない

ずっと以前からもどかしかしいと思っていた。 自分が感動した素晴らしい小説・映画・音楽について誰かに説明する時、どんな言葉、身振りを使って表現しても、その素晴らしさを説明できた気がしない。 味わった感動を言葉にしようとして感動の具体像を追いか…

若さゆえの過ち / 立花隆の言葉から

僕が21歳頃に読んだ、立花隆の言葉を紹介する。 「そういう経験を踏まえた上で、今からはっきりと予言できることは、君たちの相当部分が、これから数年以内に、人生最大の失敗をいくつかするだろうということです」 『二十歳の君へ』東京大学立花隆ゼミ+…

キヨシローのスゴさ / 宝くじは買わない RCサクセション

先日、車を運転している時にRCサクセションの「宝くじは買わない」を聴いて、忌野清志郎さんがなぜあれほどまでに人々に支持されるようになったのかわかった気がしたので書き留めてみる。 ”「宝くじは買わない」(たからくじはかわない)は、RCサクセション…

人工知能と製造業(インダストリー4.0に関するメモ)

ここ最近、人工知能に関する話題が増えている。ある経営者はこれからは人工知能の時代になると言っているし、テレビのバラエティ番組なんかでも扱われることが増えて、なんだかすごくホットなワードになっている。 自分は一応製造業に分類される職業について…

西野カナは天才か

去年、一昨年と紅白歌合戦をみていて気になったのが西野カナだ。一昨年は「Darling』」、去年は「トリセツ」を歌っていたが、二曲とも素晴らしい歌だと思った。他の紅白出場の若手歌手とくらべても特に新鮮な感動を覚えたのを記憶している。 しかし、西野カ…

人間の振れ幅

僕らが70年前の世界史を学ぶ時、まったく違う世界の出来事を学んでいるかのような感覚を抱く。 ナチスのユダヤ人大虐殺、大日本帝国の帝国主義拡張による無謀な戦争、植民地時代。僕らの知っているおじいさんおばあさんが生きていた時代なのに、現代とまっ…

「It's up to you!」 / タイの露天商が放った僕の課題を突いた言葉

写真:チェンマイ名物カオソーイ チェンマイのノスタルジックなサタデーナイトマーケットが懐かしい。 チェンマイの服売りのおばさんは、値引きを繰り返しながらも買うか買わないか迷い続ける優柔不断な僕をみて、「あなた次第なのよ!」と言い放った。 おば…

人間は環境の変化に弱い。

今までと同じ職場で同じ仕事をしていたとしても、ささいな変化でまったく違う職場に感じる。変わった次の日は、まったく違う朝を迎える。それは悪夢とともに迎える朝であって、桃源郷の恍惚感とともに迎える朝がくることはめったにない。 人間は環境に適応し…

「人工知能のジレンマ」について考えたこと /ニッポンのジレンマ元旦スペシャル競争と共生のジレンマ

正直、この会に集まった論客の半分以上は人工知能についてほとんど知らないし興味もないようにみえた。 話はそれるし、この手の新しいテクノロジーに関する話題につきものの管理と倫理の問題に収束してしまうし、煮え切らない議論だった。 人工知能、いわゆ…

【映画の紹介】罪とは何か? /セブン(1995年公開)

ブラッド・ピット出演作の中でもおすすめされることの多い映画。僕も前からずっと観たいと思っていた。 感想。まず、すごく面白い映画であることは確かだ。 でも面白いだけで名作であるとは限らない。この映画は罪について新たな気付きを与えてくれた。 これ…

【雑感】宗教のジレンマについて考えたこと ニッポンのジレンマ 元旦スペシャル”競争”と”共生”のジレンマ 

ISテロの原因を承認の供給不足と経済格差にみる議論は面白かった。IS・オウム・連赤事件の原因を承認の供給不足にみることはたしかに的を射ていると思う。同様にISテロを格差問題とみることもできるだろう。しかし、僕は宗教がテロを起こす要因はもっと人間…