27歳のコンパス

27歳という年齢は僕にとって節目のイメージです。今の僕にわかっていることを書こうと思います。そろそろ27歳もおわってしまいそうだけれど(゚∀゚)。

【世界はどうなっているのか】 2−1.宇宙は数学で書かれている

ガリレオ・ガリレイは「宇宙は数学の言葉で書かれている」と言った。

数学で書かれている?そんなこと知ってるって?

中学校で物理を習う恵まれた僕らは、自然が数式で記述されることに馴染みがある。

しかし、ほんの数百年前までは、自然界で起こるさまざまなできごと、月が回る、物が動く、なんてことが数学なんていうもので掴み取れるなんて考えられていなかった。

雨を降らせるための儀式、生贄などに思い当たるように、自然をコントロールするためには宗教が必要だと信じられてきた。自然は神がつくりたもうたものであり、それを詳細に調査し、人間の理解できる言葉で記述しようなんて、できるわけがないと思われていた。

そして数学は、三角形や平行線の定義を記述するようなもので、数奇者の道楽、日常の役に立つ代物ではなかった。

数千年いや数万年もの長い間、人間は数学というもので自然を記述することができなかったのに、なぜガリレオは「宇宙は数学で書かれている」と言うことができたのか。

よく言われる、「天才は必然である」ということ。時代がガリレオを天才にした。新しい思想の潮流が地動説を生み出し、占星術師たちの積み重ねた数学技法が土台をつくった。時代がたまたまガリレオを選んだとはいっても、ガリレオが偉大なのは、当時の常識にとらわれなかったこと。かつて古代ギリシャがおこなったように、自らが実験を行ってたしかにわかることを主張しようとしたことだった。

 

かくして、古代ギリシャ以来、世界に目を向けることのなかった人類は、世界はどうなっているのか、という問いに挑戦し始めた。