生活費を考えてみる⑤
国民年金を満期(40年)納付し、65歳以降に満額受け取れると仮定して計算してみます。
国民年金の受給額の計算はシンプルで、加入期間によって一年間にもらえる額が変わります。
一年間の受給額の満額は77万9300円です。(H30 4月〜)*1
もし、未納期間や免除期間があるとその分少なくなります。
65歳から100歳まで生きるとすると、36年間で
77万9300円✕36=28,054,800円 となります。
前回の記事で計算した31歳以降の支払額は588万円でしたので、支払額の4倍以上の額を受給できることになります。こう考えると年金はお得な制度です。(年々保険料は下がり受給額は減っている傾向はあります)
計算した生涯生活費から引いてみます。この生活費には国民年金などの保険料が含まれていなかったので、前回記事で計算した保険料額を加算します。
そうすると、100歳まで70年間生きると仮定したときの生活費は
想定最大生活費 240,104,400円
想定最低生活費 66,104,620円
となりました(^O^)/
ついにそれらしい値が出ましたね!
ちなみに最低生活費には、月の生活費10万しか考慮していませんので、今の日本で生きるにはあまり現実的ではないかもしれないです。
次回は、これまでの過程をもとにもう少しバリエーションを考えてみます。