種のないところに芽は出ない
ここ数日、いろんな出来事がひとつの考えに収束していく。
それは、
種のないところに芽は出ない
ということ。
自己流なのでちょっとうまく表せていないかもしれない。
ピコ太郎こと古坂大魔王がおなじことを違う表現で言っていた。
羽があれば、風が吹けば飛べる。
でもいい風が吹くことはあまりない。
普段から飛び方を練習している人は、いざというとき風が吹けば、
すっと飛んでいける。
でも風なんて吹かないからと練習していなければ、風が吹いてもうまくとべない。
どういうことか。
ピコ太郎は、たまたまいい風が吹いたから飛べたのではないということ。
過去の蓄積と、PPAPの作り込みがあったからこそ世界的にヒットしたのだ。
youtuberとして活躍しているヒカキン。
彼は、もともとビートボックスという表現技術を磨いてきた。
嫌いな仕事が嫌でたまらなくて、youtubeで稼げるようになろうと仕事終わりに動画を投稿し続けた。
そして、あるビートボックスの動画が急激にヒットし、youtubeパートナーの道がひらけた。
その後も動画作成術を磨き続けた彼は日本一になれた。*2
成り上がり、成功者。
彼らは運が良くてそうなったわけではない。
そうなろうと、いろいろやってきて、種をもっていたからこそ、雨が降ったときに芽を出せたのだ。
希望とは、幸運を夢見ることではない。
希望とは、少しづつ近づいているという実感を持ちづづけ機会を待つことだ。