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「GRIT やり抜く力」 アンジェラ・ダックワース著 / 本の紹介

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 

本の簡単な要点と感想。

 

◎成功する人に共通しているのはやり抜く力(grit:英)が優れているということ。才能や努力よりもやり抜く力の相関が強い。

 

◎成長思考⇒楽観的⇒やり抜く力

成長思考は固定思考の対義語。才能・知能は生まれながらのものではなく、努力次第でのばせるものだというマインドセットが成長思考を産む。固定思考から成長思考になるためにはは、脳の神経回路の再配線が必要なので認知行動療法が有効である。

楽観思考とは悲観思考の対義語。悲観主義者は苦しみを逃れられないものとして考える。一方、楽観主義者は、苦しみには特定の原因があると考える。悲観主義者の無力感は、「学習性無力感」によって形成される部分が大きい。ちなみに、「学習性無力感」はカマスを活性化させる例で用いられることが多い。(中村一八の知心コラム|リーダーの責務とは|ニューエア

楽観思考は粘り強さを産む。

 

◎やり抜く力を伸ばすためには、

①自分が好きなことに打ち込む。

②意図的に練習する。

③大きな目標をもつ。

④成長思考

大きな目標をもつ人は、幸福度が高いことがわかっている。ここでいう目標とは、人の役に立ちたいという利他主義である。

どんな職種にも一定の割合で天職だと思っている人がいる。自分の天職を見つけることは成功するための前提。

一万時間の練習でも一流と”そこそこ”に別れるのは、意図的に練習をしているかどうか。意図的な練習は決して楽しくはないが、実力を発揮したときの達成感は半端ない。

 

 

成功論を書いた本はたくさんあるが、やり抜く力(GRIT)に焦点を当てて科学実験を基に成功論を書いた本は意外と珍しいのかもしれない。著者はきっと、逆境にめげずに努力してきた人なんだろう。この本は、自分の可能性に希望をもつことができるように書かれている。読んで気分が悪くなる本ではない。モチベーションをあげてくれる本だ。

物事をシンプルに考える事の重要性を最近思っている。天職を見つけることが大事だとわかっていても、大抵の人は賃金、大企業であること、有名であること、恥ずかしくないこと、などを理由に就職活動を行う。天職につくことが成功の条件だと昔から言われているのに、どんな仕事でも天職になりうるのに、他の条件を優先している。また、意図的な練習が必要だと言われているのに、会社の仕事にうんざりしながら、上司から言われた仕事を淡々とこなす日々を過ごし、あわよくば出世しようと考える。僕たちはおもったより物事をシンプルに考えていない。感情やみてくれに流されて、単純なことを実行できていない。

このような本を読み、データに裏付けられた仮説を知ること。物事をシンプルに考えること。そうすればきっと成功できるんじゃないだろうか。